ORACLE/ロール編

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ロール

ロールとは、複数の権限をまとめて一つにしたものです。

権限をユーザに付与する場合は、権限を直接ユーザに付与せずに、一旦ロールに権限を持たせてからそのロールをユーザへ付与する方法が一般的です。こうすると、権限の管理が非常に簡単になり、間違いも少なくなります。

ロールの作成方法は→「オブジェクト/ROLE編」をご覧ください。

ここで紹介するデフォルトロールはあらかじめ用意されているロールです。テスト環境など、それほど権限を厳重に管理する必要がない場合などに便利です。

主要デフォルトロール

ロール名 説明
CONNECT 一般ユーザ用のロール。DB接続、表やビューの作成など基本的な権限
RESOURCE 開発者用のロール。プロシージャやトリガの作成など。
(同時にCONNECTロールも必要)
DBA 管理者用のロール。ADMIN OPTION付きのすべてのシステム権限
EXP_FULL_DATABASE エクスポートモードで全データベースモードを実行できる権限
IMP_FULL_DATABASE 全データベースモードでエクスポートされたオブジェクトをインポートする権限
RECOVERY_CATALOG_OWNER リカバリカタログのメンテナンスができる権限
(同時にCONNECT、RESOURCEロールも必要)
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