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ロール
ロールとは、複数の権限をまとめて一つにしたものです。
権限をユーザに付与する場合は、権限を直接ユーザに付与せずに、一旦ロールに権限を持たせてからそのロールをユーザへ付与する方法が一般的です。こうすると、権限の管理が非常に簡単になり、間違いも少なくなります。
ロールの作成方法は→「オブジェクト/ROLE編」をご覧ください。
ここで紹介するデフォルトロールはあらかじめ用意されているロールです。テスト環境など、それほど権限を厳重に管理する必要がない場合などに便利です。
主要デフォルトロール
ロール名 | 説明 |
---|---|
CONNECT | 一般ユーザ用のロール。DB接続、表やビューの作成など基本的な権限 |
RESOURCE | 開発者用のロール。プロシージャやトリガの作成など。 (同時にCONNECTロールも必要) |
DBA | 管理者用のロール。ADMIN OPTION付きのすべてのシステム権限 |
EXP_FULL_DATABASE | エクスポートモードで全データベースモードを実行できる権限 |
IMP_FULL_DATABASE | 全データベースモードでエクスポートされたオブジェクトをインポートする権限 |
RECOVERY_CATALOG_OWNER | リカバリカタログのメンテナンスができる権限 (同時にCONNECT、RESOURCEロールも必要) |