ORACLE/LISTENERコマンド編

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リスナーコマンド

リスナーとはDBサーバを立ててクライアントからDBサーバに接続するような構成の時に、クライアントからDBへ接続要求を受け取るプロセスをリスナーと呼びます。

リスナーの起動や停止、各種設定などをリスナーコマンドで行います。「lsnrctl」コマンドでリスナープロンプトへ入る事ができます。

コマンドプロンプト - lsnrctl
C:¥>lsnrctl LSNRCTL for 32-bit Windows: Version 9.0.1.1 - Production on 21-MAR-2006 10:24:27 Copyright (c) 1991, 2001, Oracle Corporation. All rights reserved. LSNRCTLへようこそ。詳細は"help"と入力してください。 LSNRCTL>

主要リスナーコマンド

コマンド 説明
lsnrctl リスナー制御ユーティリティを起動する
exit リスナー制御ユーティリティを終了する
help リスナー制御ユーティリティのHELPを表示する
start start <リスナー名>:リスナーを起動する
(例)lsnrctl start [リスナー名]
stop stop <リスナー名>:リスナーを停止する
(例)lsnrctl stop [リスナー名]
reload listener.oraファイルの再読み込みをする。
※reloadしてもリスナーは停止しません。
save_config リスナーの設定をlistener.oraファイルに保存する
change_password パスワードの設定・変更をする
status リスナーの情報を表示する
(例)lsnrctl status [リスナー名]
services 接続要求を転送するデータベースの情報を表示する
(例)lsnrctl service [リスナー名]

リスナー名を省略するとデフォルトリスナー「LISTENER」が対象になります。

コマンド 説明
SET PASSWORD パスワードを設定する
SET LOG_STATUS ロギングの設定(有効化/無効化)をする
SET LOG_DIRECTORY ログファイルの出力先ディレクトリを設定する
SET TRACE_DIRECTORY トレースファイルの出力先ディレクトリを設定する
SET CURRENT_LISTENER カレントのリスナーを設定する
SET LOG_FILE ログファイルの名前を設定する
SET TRACE_FILE トレースファイルの名前を設定する
SET TRACE_LEVEL トレースレベルを設定する
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